木材の抗菌作用・ヒノキについての考察

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皆さんこんにちは、T’s Garage Furnitureのタケアキです

最近は色々な抗菌のものが増えてきましたね、今回は自然の中にある「抗菌」について調べてみました

一緒に勉強しましょう

Blog20210113

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)の流行があり

ドラッグストアでは、感染症対策として数多くの予防グッズが販売されています

ですが実は私達にとって身近な木材にも天然の抗ウイルス・抗菌作用があるのです

木材は、インフルエンザウイルスをはじめとするウイルス感染症に対して一定の抑制効果があることがすでに確認されています

学校における木造校舎と鉄筋コンクリートの校舎を対象にした調査では、木造校舎のほうがインフルエンザによる学級閉鎖の割合が低くなるという結果が得られました

さらに鉄筋コンクリートの校舎であっても、内装材に木を多く使用した場合には、木造校舎と同じくインフルエンザによる学級閉鎖の割合が低くなることがわかっています

つまり空間に木材を使用したほうが、ウイルス感染症に飛沫感染するリスクが少なくなるということです

(当然に全てのウイルス感染症に必ずしも有効かどうかが証明されているわけではありません)

これは、木材が持つ「調湿作用」による効果ではないかと考えられます

木材は、空気が乾燥している状態では、材中に含まれている水分を吐き出して収縮し、湿気の多い状態では、空気中の余分な湿気を吸収して膨張します

天然のエアーコンディショナーとして、湿度を調整してくれるのです

インフルエンザウイルスは、高温多湿の環境では生存率が低下することで知られており、気温20°以上、湿度50~60%の環境下で最も生存率が低くなります

木材の調湿効果でお部屋の中の湿度を保ち、乾燥を防ぐことができれば、ウイルス感染症対策にも繋がります

ウイルスの主な感染経路としては「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」などが挙げられますが

このうち「接触感染」はウイルスが付着した場所に触れた手で、鼻や口といった粘膜を触ることが原因での感染を指します

ヒノキ材のようにウイルスの感染力を素早く減少させてくれる材を身の回りに使用することは、こうした接触感染を防ぐ上で有効であると言えるでしょう

古くから法隆寺をはじめとする歴史的建造物に使用され、日本人に愛されてきたヒノキは抗菌作用があることで有名です

しかし、実は国産のヒノキには先ほど登場したヒノキチオールはほとんど含まれていません

国産のヒノキが持つ抗菌作用は、その材中に含まれるα-カジノールやT-ムロロールといったセスキテルペンによるものであると言われています

特にα-カジノールに関しては、虫歯の原因になるミュータンスレンサ球菌や黄色ブドウ球菌、大腸菌などへの抗菌作用が認められています

法隆寺の柱に使われているヒノキは、伐採後1300年が経過しているにもかかわらず、表面を削ればその香りが再び強く香るといった逸話があります

高い耐久性を持つヒノキは長く使えるだけでなく、材の中に含まれる香り成分・抗菌成分も長く保つことができるのです

木は、そのあたたかい触り心地や美しい木目だけでなく、自然界を生きるために身に付けた様々な作用によっても私たちに恩恵をもたらしてくれます

ウイルスや菌への意識が高まる今だからこそ、木が持つ天然の抗ウイルス・抗菌作用を味方につけて、より健康で快適な家づくりを目指しましょう

ここまで読んでいただきありがとうございました、別の木の抗菌作用についてもまた別の日に タケアキ

その他の木材について

https://ts-garage-furniture.com/2021-01-09-blog-1059.html

https://ts-garage-furniture.com/2020-12-20-blog-966.html

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