メープル材についての考察、思う事~勉強日記~

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メープルの木は、日本で「カエデ」と総称されるそうです

葉の形がカエルの手に似ていることから、「かえるで」が変化し、そう呼ばれるようになったと言われています

日本では「紅葉」の代表的な樹木として古くから親しまれ、深まる日本の秋に風情を添えてきました

古代エジプトではメープルの木から採れるシロップや根を薬としたり、葉を冷却湿布としたりして使われていたと言われています

また、中世ヨーロッパでは、メープルの木は土壌を酸性にせず良質な腐葉土を作ることから

牧場や農場の近くに植えられ、葉は家畜の飼料となりました

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言われてみると確かにカエルの手によく似ていますね

メープル材の一番の特徴は、散孔材ならではのおとなしい木目と、きめが細かく光沢のある木肌です

薄い赤味をさした淡い乳白色のやわらかい表情が、明るくやさしい印象を与えます

イタヤカエデやハードメープルは、気乾比重が0.7前後で、曲げ強さ、圧縮強さが高いのも特徴のひとつです

粘りがあり、割れにくいので曲木にも適しているようですね

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さらに、メープル材は、楽器材としても多く使用されています

構造的に負荷のかかるピアノ部材をはじめ、バイオリンなど弦楽器の背板、エレキギターのネックなど、さまざまな楽器に使用されています

メープル材を使用した楽器は、サスティン(減衰音の持続性)が少なく、硬質なサウンドで実音が聞き取りやすいといった特徴があるそうです

さらに、後述する意匠的に美しい「杢」があるものはトップ材としても使用され、数多くの名器に華を添えています

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メープル材をインテリアに使用する場合、木目が穏やかで、淡くやさしい色味のため、シンプルかつ清潔感のある印象になります

メープルのフローリングは、自然素材ならではの心地よさとその風合いから、心地よい空間で活躍しています

例えば、日照時間の少ない北欧では、室内のベースカラーであるフローリングを明るい白色にすることが少なくありません

これは限られた太陽の光を室内へ導くための工夫です

そうした淡白なフローリングに対して、パステルカラーや鮮やかな色彩をカラフルに使う家具などに取り入れることが「北欧インテリア」の基本です

気候が厳しい地域も多く、家にいる時間が長いため、明るく居心地が良いことが重要となるのです

木と人間と、寄り添いながら「今」を紡いできたことがよくわかりますね

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました

また近いうちに T’s Garage Furniture タケアキ

 

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